以前キャッシュレス決済をメインに使っていると以前お話ししましたが、詳しく説明できていなかったのでわかりづらかったかなあ‥と思いました
私はこのキャッシュレス決済の分類がなかなか理解できなくて何度も「‥はにゃ?」状態になってしまったので、そんな方が他にもいるだろうと思うので、何回かに分けてキャッシュレス決済について詳しくまとめてみることにしました!
今回はキャッシュレス決済に使われる”カード”についてです
キャッシュレス決済に使われるカードはキャッシュレスを行うためには絶対に欠かせない重要なツールです。すでにもう使われている方も多いとは思いますが、整理してまとめた今回の内容を見て改めてしっかり確認していただければと思います
キャッシュレスで使うカード
キャッシュレスで使うカードの種類はたくさんあります
楽天カードや三井住友カード、エポスカードなどなど‥これらの名前は聞いたことがある方も多いとは思います。これらにはどんな違いがあるのか。それは使える場所やサービスの違いなどです。
例えば使える場所で考えると、Suicaは電車やその駅構内のお店が主な使える場所になります。コジカカードはスーパーなどの系列店で使うカードです。サービスの違いで考えると、楽天カードはポイントが貯まりやすく、エポスカードは旅行保険がついていて旅行をよくする方にお得などの違いがあります
カードそれぞれに違ったいいところがあるので、どれを使うかを迷うと思います。それぞれのカードの公式ホームページや口コミを見ながらそれぞれのカードの特徴をつかんで、自分の生活に合っているカードを選ぶといいと思います
国際ブランドについて
カードの申し込みをする際に、国際ブランドというものも選ぶ必要があることがあります
カードでキャッシュレス決済をする際には国際ブランドのマークのあるお店で支払うことができます(Suicaなどの例外あり)
国際ブランドの主なブランドは
VISA、Mastercard、American Express、JCB などがあります
よくわからないという方はVISAを選べば間違いないかなと思います。VISAは使用できる国や地域、店舗の数も世界トップ!また、全世界のクレジットカード決済の約半数を占めていて、国内はもちろん海外でもたくさんの店舗で使うことができる国際ブランドです!!
MastercardはVISAについで有名な国際ブランドです。なので、海外で使うのに便利で、特にヨーロッパ圏で使いやすいそうです。そして為替の換金レートがいいです。なので、お得に海外でカードを使いたいならMasterCardを使うといいです。ちなみに日本国内のコストコではマスターカードしか使えません
American Expressは富裕層・経営者が多く使っている国際ブランドです。年会費の代わりに付帯サービスが多いのが特徴です。JCBと提携しているため、JCBが使えるお店なら大抵このブランドも使えます
JCBは日本発の国際ブランドで、日本国内での加盟店が多いです。なので国内で使う分には申し分ないと思います。ですが海外に行くと対応していない店舗が多く、使えないことが多いので、海外によく行くし海外でも同じカードを使いたいよって方には向かないかもしれません‥
ちなみに私はVISA、Mastercard、JCBの国際ブランドのカードをそれぞれ持っています
国際ブランドの違うカードを複数枚持っておくと安心かなと思います
カードには3つの支払いのタイミングで種類が分けられます
- 事前にお金を支払ってチャージされたお金を支払いに使う(前払い、チャージ)
- 現金のように支払いの際に即座にお金が引き落とされる(即時振替)
- 会計後に決められた期日にお金が引き落とされる(後払い)
それぞれについて詳しく説明していきます!
“1.前払いのカード”とは?
前払いはそのままの通り“商品をレジに持っていって会計を行う前にすでに支払いが済んでいる”ことを言います
前払いで支払いができるカードの例を挙げると、電子マネー(Suica・PASMOといった交通系電子マネー、WAON・コジカカードといったスーパーマーケットで使えるものなど)・プリペイドカードがあります
現金を専用の機械に入れてお金をチャージしたり、他のキャッシュレスのカードからお金をチャージして使います
※前払いのカードを使って支払う際はSuica(電子マネー)やEdy(電子マネー)などでは国際ブランドは関係ないことも多いです
メリットとしては、
- チャージした額を超えた支払いができないので、無駄遣いを減らすことができる
- カードを発行できる年齢制限がない
- ポイントがもらえることがある
デメリットとしては、
- チャージするのが面倒(オートチャージサービスというチャージ金額がある一定の額になったら自動的にチャージをしてくれる機能があるカードもあるが、その場合はメリットとして挙げていた“無駄遣いを減らすことができる”というメリットは無くなってしまう)
- 支払いの際にチャージ金額が足りないと商品を購入できない(レジでピーって音が鳴って恥ずかしくなるアレ)
- チャージの際にクレジットカードなどの他の決済方法も使うことになるため、支払いの管理が煩雑になってしまう可能性がある
- 商品やサービス提供前の決済のため、商品がこなかったり、サービスが提供されないといったリスクがある
“2.即時振替のカード”とは?
即時振替とは、“支払いの際にカードを出すと、カードと連携されている銀行口座からすぐにお金が引き出される支払い方法”のことを言います
即時振替で支払いができるカードの例を挙げると、デビットカード‥くらいですかね?(カード以外だとゆうちょPayなど銀行系QRコード決済でも即時振替ができるキャッシュレス決済があります)
メリットとしては、
- 利用できる限度額が銀行口座の残高なので、使いすぎることがない
- 事前チャージは不要
- 基本的に審査不要で利用できる
- ポイントがもらえることがある
デメリットとしては、
- カードと紐づけている銀行口座がスマホなどで残高が見れないと、カードでお金をどこまで使ったのかがすぐにはわからない
- 15歳以下(中学生以下)には発行ができない
- カードの国際ブランド取扱店でしか使えない
- ポイント還元や特典が充実していない可能性がある
“3.後払いカード”とは?
後払いとは、“商品を買った際はカード会社にお金を立て替えてもらい、月末など決められた日時に指定した銀行口座から支払われる”ことをいいます
後払いで支払いができるカードの例を挙げると、クレジットカードです
メリットとしては、
- カード利用額をスマホで見れるようにしておけば使いすぎることが少ない
- 事前チャージなどが不要
- 支払い方法が選べる(一括払いや分割払い)
- 商品を確認してから支払える
- 手元に現金がなくても購入できる
- ATMから現金を引き出せる機能がついているカードもある(キャッシング機能)
- ポイントや特典があることが多い
デメリットとしては、
- カード利用額をスマホで見れるようにしておかないと、カードでお金をどこまで使ったのかがすぐにはわからない・使いすぎてしまう可能性がある
- 18歳以下(安定した収入がない人)には発行できない
- 利用するためには審査がある(審査には時間がかかる)
- カードの国際ブランド取扱店でしか使えない
- 購入の際に高額だと暗証番号を入力する必要がある
まとめ
全部のカードに言えることですが、店舗によって種類により使えないカードがあるところに注意が必要です
- 国際ブランド
- カードの種類(Suicaなど)
使えるカードの種類として店舗ではこれらが示されています。店舗の入り口やレジに使えるキャッシュレスの種類が書かれているので、確認してから購入する必要があります。キャッシュレス決済ができる店舗なら大抵は国際ブランドのマークが書かれているので、デビットカードやクレジットカードがたくさんの店舗で使えます
今はキャッシュレス決済ができる店舗が増えてきましたが、日本は他の先進国よりもキャッシュレス文化が浸透していません。なので、まだまだ現金対応しかしていない店舗も多くありますので注意した方がいいです!
今回のブログを見ている方は、私と同世代くらいなら義務教育の時に家庭科でクレジットカードやデビットカードについて学んだはずですが、覚えているでしょうか?私は正直、大学で実際に使うようになるまではカードの仕組みはうろ覚えでよくわかっていない状態だったなと思います(笑)
けど社会に出て実際にいろんなカードを使ってみて「ああ、こういう違いだったんだ」って気付きました。実際に使ってみたからこそ理解できることってありますよね
色々使ってみると失敗もすることもあるかと思いますが、そういった経験の繰り返しでの方が覚えやすいんだろうなあと思います
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